反逆の Commoner

男前の思想家。

「好きなことを仕事にするなんて人生そんなに甘いもんじゃない。生きていくためなのだから仕事を選ぶな」??

 

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求人情報誌をめくっている。毎週月曜日に無料で駅やコンビニで無料配布されているものだ。

 世の中に読み物は無数にあるが、これほどくだらない読み物はないのではないかと思えてくる。

 

好きな仕事がのっていない

使い捨ての歯車のストックをなるべくたくさん確保したいだけの派遣会社の釣り求人。

『20代女性活躍中!!』求人情報誌など開いたこともないような偉い人たちが作った【男女雇用機会均等法】とかいう意味のない法律の網目を苦も無く抜ける文言。・・・いや・・・?そもそもこれは女性だけを庇護するための法律であったか。

 

書いてあることを理解するために読んでいるというより、文字や写真という形を目で追っているだけで脳にまで辿り着かない。開いて2~3分で眠くなってくる。

雑誌に限らず、インターネットの求人サイトも含めてだが。

 

なぜならその中に人生において時間をかけるべきものが一つも見当たらないからだ。

 まさに『罰ゲーム』だ。

 

このブログの最初の方でも触れたことがあるが、

私にもやりたいこと・仕事にしたいことがあるのだが、

どうしても軌道に乗るまでに掛かるコスト・生活費が足りない。

 

「好きなことをできる環境にない」私は、それでもそんなものを読まなければならない。 

 

仕事をするために生きる人

「好きなことを仕事にするなんて人生そんなに甘いもんじゃない。生きていくためなのだから仕事を選ぶな。」

 

誰でも一度くらいこんな言葉を耳にしたことがあるのではないだろうか?

日本の高度成長期を駆け抜けた世代~その子供世代までが口にしそうな言葉だ。

 

『仕事をするために生きている』のか

『生きるために仕事をしている』のか

 

恐らく社会の中で、「自分は前者だ。」と、自虐的に答える人はいるかもしれないが、胸を張って答える人はいないだろう。

 

一般的な人生を送っている人。

大学を出て、安定した会社に勤め、家庭を持ち、子供を社会に出るまで立派に育て上げ、その間に貯めた老後の資金・年金で余生を過ごす。

なるほど。こう客観的に見れば悪くはないかもしれない。

しかし実情はどうなのだろうか?

 

そんな私から見て遥かに安定した人生を送っているであろう中年男性の約7割が

         「人生つまらない」

と感じているそうだ。

 

なんのために生きてるのか? 

では『生きる』とはなんなのか?

恐らくそこには個人の価値観によって多様性・複雑さがある。

 

思うに彼らが「人生つまらない」と思うのは、『家族のため』引いては『社会のため』だけに生きているからなのではないか。

 

もちろんそれは決して悪いことではなく、素晴らしいことなのだが、

その為に自分を犠牲にしていると心のどこかで感じているとしたら、それが「人生つまらない」と思う所以ではないだろうか。

 

A「家族のために、会社のために、社会的な地位、世間体のために仕事は辛いが働かなければ。」

B「自分はこの仕事が好きだから、家族のため、社会のために、この仕事で貢献していきたい。」

この二つには決定的な差がある。

 

『なんのために生きる』かが重要なのだと思う。

 

 

生まれたら罰ゲームか? 

「好きなことを仕事にするなんて人生そんなに甘いものじゃない。生きていくためなのだから仕事を選ぶな。」??

 

それならば、生まれてこなければ『0』だったものを、わざわざ楽しくもなく辛いことを長々と続けるため。言わば『-(マイナス)』をするためにわざわざ生まれたのか?

 

          「冗談じゃない。」

 

そんな『人生罰ゲーム的価値観』を押し付けないでもらいたいものだ。

 

 

そうは言っても現時点で私もこの社会の波に逆らえず飲み込まれた状態でいる。

このまま溺れずにいつか呼吸ができるところまで這い上がることを諦めずにいたい。