反逆の Commoner

男前の思想家。

金持ち「仕事がうまくいこうといかなかろうと好きなことをやっているというのが全て」

 

これはブログを始めたら真っ先に書こうと思っていた話だ。

 

個人名などは伏せさせていただく。まあ伏せたところでテレビの話なので見た人ならばすぐにわかるし、見てない人もググればすぐにわかることだが。

予め言っておこう。貧乏人の僻みと思ってもらっても何ら差支えない。

 

深イ…う~ん

もう2カ月近く前の話だが、6月13日【人生が変わる1分間の深イイ話】という番組をみた時の事。

 

番組が密着していたのは、テレビやInstagramなどで話題の『1日で800万円お買い物したセレブ大学生』を御子息に持つ、セレブお母様。

夫は恵比寿に皮膚科泌尿器科を構える開業医で、ご先祖様昔の日本のセレブである華族の末裔。

番組内では目もくらむような(金額の)自宅・家具・洋服やセレブ生活を取り上げつつ、自身のファッションブランドを持ち国内外を飛び回る実業家として活躍しながら、家庭も疎かにしない良妻賢母ぶりを取り上げていた。

 

そんなセレブなお母様が終盤で語った『深イイ一言』が本日のブログタイトルで始まるこちらである。

 

「仕事がうまくいこうといかなかろうと好きなことをやっているというのが全て。自分の好きなことを人生で見つけられたか見つけられないかで半分人生って決まるような気がするんですよ。」

 

ちなみにこのセリフがうろ覚えだったためにググったが、番組や彼女について書いたブログがたくさん出てきたにも関わらず、彼女のセレブっぷりばかり注目されて誰もこのセリフを書いていなかった為、動画まとめサイトから漁ってきたのである。

それはそうだろう。無理もない。。。

 

 できるかできないか

そこではここからおれが言いたかったを言わせてもらいたい。「全くその通りだ!成功した人間の言う事はやっぱり違うな~。」などというポジティブな内容ではないので閲覧注意。

 

 

「金持ちは好きなことできる。」というだけの話の一体ナニが深いのだろうか?

 

『人生の半分が決まる』なるほど。

割合について深く考えて言ったわけではないのかもしれないが。

しかしそれ以外の方が結局ははるかに大事だと僕は思う。

 

「好きなことができる環境にあるか。ないか。」

 

もし仮に彼女の夫が医者でなければ?(彼女自身の家柄は知らない。)

今の彼女はあったのだろうか?

僕の昔の知り合いにも3人いる。「就職したが仕事が合わない。」と言ってさっさと辞めて独立起業して好きなことやってる人たちが。皆親が医者など良いとこのお嬢様である。

 

そう。普通以下の環境にいる人間はまず「好きなこと」に挑戦する権利すらない。時間がないか。お金がないか。その両方か

 

彼女の言った、「仕事がうまくいこうといかなかろうと好きなことをやっているというのが全て。」

悪いが、これは少なくとも恵まれていない環境にいる人間にとっては当てはまらない。「うまくいかなかったら全て終わり」である。

「うまくいかなかったね~。」で痛くもかゆくすらもなく生活できる人間とは訳が違う。 

 

イツ ア スピリチュアル ウォアールドゥ!

書店の棚には、彼女が言った言葉のようなタイトルを冠する本が並んでいる。

私も興味を引かれ、2、3冊ほど読ん事がある。

読んだ上で思う。これは言わば『絵に描いた餅』だ。

理想論。感情論。根性論。

現実的な問題については一切言及されていない。それを言及することはこのジャンル・愛読者たちにとっては【禁句】のようなものなのだ。最早スピリチュアルと言ってもいい。(いや、自分はスピリチュアルというジャンルは結構好きなのだが。)

つまりこのようなセリフや本に書かれていることが通用するのは、【本来できる環境にありながら、やっていない人たち】だけである。

 

そろそろクローズに入ろう。

私自身やりたいこと、好きなことなどとっくに見つかっている。

好きなこと、やりたいことがあっても(いや、もっと言えば才能があっても)、大事なのは【できる環境にあるか、否か】なのだ。

 

そんな思いを抱えながら、ストレスに耐え【やりたくないこと。好きじゃない仕事】をこなす日々である。